フランシス・F・コッポラ&エル・ファニングの妖しき幻想譚『Virginia／ヴァージニア』

待望の公開となる、巨匠コッポラのゴシック・ホラー 『Virginia／ヴァージニア』 をご紹介。

10年の沈黙を破り、独自の美学に彩られた幻想世界への旅を始めた、巨匠フランシス・フォード・コッポラ。2007年の『コッポラの胡蝶の夢』(ティム・ロス主演)、2009年の『テトロ　過去を殺した男』(ヴィンセント・ギャロ主演)を発表し、今回、日本でも待望の公開となる最新作が『Virginia／ヴァージニア』。癒せぬ過去を持つ作家が、エドガー・アラン・ポーゆかりの地で出会う、屋敷にまつわる惨劇の記憶、そして謎の美少女。作家を演じるのは、ヴァル・キルマー、そして、物語の鍵を握る美少女に、エル・ファニング。今回も、妖しくも既成概念に囚われない自由奔放なサントラを作り出すのは、アルゼンチン現代音楽の鬼才、オズワルド・ゴリホフ。しかし、今回、サントラ盤リリース予定は、現時点ではなく、ゴリホフの魅惑の音楽に酔うためにも、聞き逃せない一作です。

 
 


『Virginia／ヴァージニア』
(原題　"Twixt" / 2011年アメリカ作品)
監督　フランシス=フォード・コッポラ
主演　ヴァル・キルマー、エル・ファニング、ブルース・ダーン
音楽　オズワルド・ゴリホフ

8月11日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次公開

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