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好評発売中!リヒテル没後15年記念・日本独自企画・SA-CDハイブリッド

リヒテル

 

ロシア・ピアニズムの正統、20世紀における偉大なるピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテルによる代表的な録音をSACDハイブリッド仕様(音匠仕様レーベル・コート)でリメイク。国内盤独自企画として、大定番のバッハ:「平均律」(全曲;4枚組)&ベートーヴェン:作品集(ピアノ協奏曲第1番、ピアノ・ソナタ集;2枚組)の2タイトルがリリース!

リヒテル没後15年記念・日本独自企画・SA-CDハイブリッド化
バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全曲)/スヴャトスラフ・リヒテル
4枚組。SA-CDハイブリッド盤(SA-CD層は2ch)。DSDマスタリング。音匠仕様レーベル・コート採用。初出ドイツ・アリオラRCA盤LPのオリジナル・ジャケット、ライナーノーツを使用。マルチケースに収納予定。

 

【収録内容】
バッハ
平均律クラヴィーア曲集(全曲)
48の前奏曲とフーガ
[DISC1] 第1巻 BWV846~857
[DISC2] 第1巻 BWV858~869
[DISC3] 第2巻 BWV870~882
[DISC4] 第2巻 BWV883~893
【演奏】
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
【録音】
1970年7月(第1巻)、1972年8月・9月および1973年2月・3月(第2巻)、ザルツブルク、クレスハイム宮
[オリジナル・プロデューサー]フリッツ・ガンス
[オリジナル・エンジニア]ホルスト・リントナー

リヒテル没後15周年記念/日本独自企画/ハイブリッドCD/音匠仕様/ライナーノーツ/リマスタリング/録音年:1970年7月、1972年8月・9月、1973年2月・3月/収録場所:ザルツブルク、クレスハイム宮/旧品番:BVCC-34422

「20世紀のピアノの巨人」と称される、ロシアのピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテル(1915.3.20~1987.8.1)の膨大な録音の中でも最も重要なバッハ「平均律クラヴィーア曲集」全曲は、1970年から1973年にかけて3年がかりで録音され、グールド盤(ソニー・クラシカル)、グルダ盤(アマデオ)などと並び、アナログLP時代からピアノによる「平均律」演奏の決定盤とされてきました。ザルツブルク郊外のクレスハイム宮殿の響きの豊かな空間で、珍しくベーゼンドルファーを使って録音されたこの演奏は、典雅でありかつ底知れぬ深みをたたえ、ピアノという楽器の持つ多彩な無限の可能性を開示し、録音から40年を経た現在もその魅力を失っていません。今回は世界各地でさまざまなレーベルからリリースされたこの録音の大本となった、ドイツ・ソノプレスに保管されている正真正銘のスプライス入り2chオリジナル・アナログ・マスターを使ってのDSDマスタリングでSA-CDハイブリッド化(SACD層は2ch)、決定的なリマスター盤として発売いたします。

 

リヒテル

 

【アーティスト・プロフィール】
ロシア出身の20世紀を代表する名ピアニスト。ウクライナのジトミール生まれ。モスクワ音楽院でネイガウスに師事。1945年全ソ音楽コンクールのピアノ部門で1位。第2次大戦後の冷戦下で「幻のピアニスト」として知られた。バッハから現代曲まで無尽蔵のレパートリーを誇った文字通りの「ピアノの巨人」。

リヒテル・プレイズ・ベートーヴェン
リヒテル没後15周年記念/日本独自企画/ハイブリッドCD/音匠仕様/ライナーノーツ/リマスタリング/録音年:1960年11月29日&30日、1960年11月2日&3日/収録場所:ニューヨーク、ウェブスター・ホール、ボストン、シンフォニー・ホール
2枚組。SA-CDハイブリッド盤(SA-CD層は2ch)。DSDマスタリング。初出RCA盤LPのオリジナル・ジャケット、ライナーノーツを使用。音匠仕様レーベル・コート採用。マルチケース収納予定。

 

【収録内容】
ベートーヴェン
[DISC1]
1.ピアノ・ソナタ第23番へ短調作品57「熱情」
2.ピアノ・ソナタ第12番変イ長調作品26「葬送」
3.ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調作品54
[DISC2]
4.ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15
【演奏】
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
4.シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団
【録音】
1960年11月29日&30日、ニューヨーク、ウェブスター・ホール(1-3)、1960年11月2日&3日、ボストン、シンフォニー・ホール(4)
[オリジナル・プロデューサー]ピーター・デルハイム(1-3)、マックス・ウィルコッ
クス(4)
[オリジナル・エンジニア]ルイス・レイトン(1-3)、ジョン・クロフォード(4)

1960年、リヒテルのアメリカ・デビューに際してRCAがセッション録音したベートーヴェン作品を集大成した2枚組です。11月下旬にニューヨーク、ウェブスター・ホールでRCAのセッションで収録された「熱情」「葬送」を含むソナタ3曲は、10月のカーネギー・ホールのデビュー・リサイタルで弾いてセンセーションを巻き起こしたリヒテルお得意のレパートリーで、特に「熱情」におけるダイナミズムの幅広いドラマティックな表現は、このソナタの極限の一つ。ピアノ協奏曲第1番は、巨匠ミュンシュ指揮するボストン響との共演。ミュンシュの指揮ともども構えの大きなアグレッシヴな演奏が聴きももの。いずれもRCA所蔵の3chオリジナル・アナログ・マスターを稀少なアンペックス社製デッキで再生した上でリミックスし、DSDマスタリングでSA-CDバイブリッド化。2004年のJVCXRCD以来ひさびさのリマスタリングで、1960年代のアメリカ録音ならではの野太いながらも繊細なサウンドが蘇ります。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2012年07月10日 20:24

更新: 2012年07月11日 19:00