UK“SOUL JAZZ”がオリジナル・ボサ・ノヴァ・アルバムの復刻に挑む新シリーズ

ジャイルス・ピーターソン監修のボサ・ノヴァ・コンパイル・シリーズで一躍世界中の注目を浴びた“SOUL JAZZ RECORDS”が、満を持して挑むオリジナル・ボサ・ノヴァ・アルバムのリイシュー・ワーク。エドゥ・ロボ、タンバ・トリオの貴重アルバムをスペシャル・パッケージでリイシュー!
ボサ・ノヴァ後期に端を発する稀代のSSW、エドゥ・ロボが、ジャズ・ボサ・トリオのパイオニア、ルイス・エサ率いるタンバ・トリオをバックにレコーディングされた、記念すべきファースト・アルバム。いわずと知れたボサ・ノヴァのインディペンデント・レーベル最高峰「エレンコ」に残された1965年オリジナルの逸品。"Boranda" "Reza" "Arrastao"をはじめ、収録されたすべてのトラックがエドゥ・ロボを象徴する史上の名曲であると共に、彼のコンポーズ・センスを早くから支持し衝撃のパフォーマンスでこれらの名曲を世に送り出したエリス・レジーナの影も見て取れる。永遠に語り継ぐべきブラジリアン・クラシックスの金字塔。
60年代初頭、ボサ・ノヴァ・セッションの温床と言われた夜の歓楽街「ベッコ・ダス・ガファーハス」で頭角を現したピアニスト・ルイス・エサが、エルシオ・ミリート、ベベートと組み、高尚なモダン・ジャズ・ピアノ・トリオの手法を用いてボサ・ノヴァを昇華させた。そのオリジナル・グループとして伝説的存在となるのが、このタンバ・トリオ。62年に鮮烈デビュー後、翌年、PHILIPSからリリースされたセカンド・アルバムが本作「アヴァンソ」だ。何といってもM2に収録された"マシュ・ケ・ナダ。あの「NIKE」のCMソングで使われた同曲のオリジナル・バージョンが、実はこのテイクであることは有名。
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