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DJ PMXLocoHAMA CRUISINGのDVD MIX第2弾発売記念!ツイッターキャンペーン開催!

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待望のMIX DVDの第2弾、遂に登場!ライムスター宇多丸、K DUB SHINE、SHINGO☆西成、DABOら計20名に及ぶラッパーを迎えた”4 My City II”のデジタル・リリースでこの夏の話題をさらったDJ PMX。早くも10月26日発売の新作は大ヒットシリーズ、LocoHAMA CRUISINGのDVD MIX第2弾!邦楽ウエストコースト・スタイルののビッグ・チューンをフルに満載したDVD MIXに!新曲”At The Party feat. G.CUE,TERRY, BIG RON, Ms.OOJA / DJ PMX”をCDに収録(DVDにはビデオ・クリップも)した究極の2DISCデラックス!

 

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『LocoHAMA CRUISING DVD MIX Ⅱ』発売記念スペシャルインタヴュー!

インタヴュー&文、構成:升本 徹

DS455としての活動は勿論、プロデューサーとしても古くから日本のヒップホップ・シーンで活躍し、まだ未成熟だった黎明期からジャパニーズ・ウェッサイのシーンを牽引し続けているシーン最重要人物DJ PMX。そのプロデューサーとしての活動と並行し、今でも現役バリバリなクラブDJとして活躍するPMXのDJとしての一面にフォーカスした人気ミックス・シリーズ『LocoHAMA CRUISING』のDVD編第2弾がついにリリース!ミックスCDとしてはすでに3タイトルが発表されており、またそれ以外にもデス・ロウの国内初オフィシャル・ミックスなど多くのミックスCD作品をリリースしているが、昨年2月にリリースされた初となるDVDミックスはキャリアの長いPMXにとっても非常にエポックメイキングなプロジェクトだったようだ。

DJ PMX「DVDミックスをリリース後のまわりの反応はやっぱり良かったですよ。クラブだけじゃなくてショット・バーだったり、色んなお店でもDVDミックスを流してくれたみたいですし。お姉ちゃんが居るお店とか(笑)。あとは、カスタムしてる人だったら車でもDVDが見れますから、それも好評でしたね」

 本シリーズといえば、AK-69、RICHEE、HOKT、HIRO of LG Yankees、BIGIz’MAFIAと全国各地で活躍する同志たちによる地元賛歌“4 My City”(先日発表された続編“4 My City II”もクソヤバ!)やKayzabro(DS455)、Mr.OZ、TWO-J、U-PACらシーンの主たちが自らのルーツを語り、新鋭のKOZがナヴィゲート役を務めた“Tha Rootz”など、PMXだから実現可能な驚きのメンツを揃えたエクスクルーシヴな新曲が常に話題となるのだが、今回の新曲はG.CUE、TERRY、BIG RON、Ms. OOJAと現行シーンの最前線でハッスル・ハードしているホットなメンツがラインナップされた“At The Party”!

DJ PMX「これまでに色んなことをやってきたんだけど自分名義の曲でパーティ・チューンって作ったことなかったので、今回は『パーティ』をテーマにし、色んなシチュエーションでのパーティについてラップしてもらいました。今まで自分名義のリード曲では絡んだことのないメンツを中心に選び、G.CUEくんにはヴァース・ワンの昼間にやる野外のパーティ、TERRYにはヴァース・ツーの夜のクラブ・パーティ、BIG RONにはヴァース・スリーのちょっと大人っぽい感じの、有り得ない空間でのラグジュアリーなパーティを、という感じで。そして、いつも良いサビを作ってるなぁと思ってたMs. OOJAにサビをお願いしました。Ms. OOJAも実は今まで一度も絡んだことがないんですよね」

 そうそうたる面々によるリラックス気味なマイクリレーは正にパーティ・ムード全開だが、用意されたトラックの方も、所謂「ウェッサイ」というよりも「パーティ」という面を強く感じさせる仕上がりになっており、そのテーマにドンピシャだ。

DJ PMX「メロウっちゃメロウなんだけど、そこまでメロウすぎる感じじゃないですよね。普通のクラブのパーティに合う感じを基準にしたのかな。昔のダンス・クラシック的な曲を少しテンポ・ダウンしたようなイメージですかね。“Got To Be Real”(シェリル・リン)じゃないけど、解かりやすい展開のダンス・クラシックスを少しテンポ・ダウンし、ちょっと明るめにして、ってイメージですかね」

 同曲は本盤のCDサイドに収録されるとともに、本編であるDVDミックスの方でもオープナー・チューンとして収録されている。そのPVは、これまでのPMX楽曲のPVとは一味違う、曲名どおりのパーティな雰囲気の仕上げられている。

DJ PMX「これまで“4 My City”でのクルーザーだったり、“Miss Luxury”でのヘリコプターだったり、“Make It To Da Top”ではDJを始めた頃の昔の自分をフラッシュ・バックさせた感じのを撮ったり、“Next Door”でちょっとギャングスタ・ムービー的な雰囲気もある感じのを撮ったり、と色んなパターンを撮ってきたんですが、自分がDJをしてるPVって撮ったことがなかったんですよね。だから“At The Party”のテーマにも合ってるし、DJをしている自分をメインに撮ってもらいました。それにCGを使って派手な演出をする感じで。CGを使えばバーベキューからラグジュアリーまで色んなシチュエーションが作れますしね」

 そのDVDミックスの選曲も今作のキモのひとつだ。前作同様にDS455“Very Special
Weekend”やOZROSAURUS“AREA AREA”といった定番のクラシックスとともに、AK-69“THE RED MAGIC”やDJ☆GO“Summer Madness” feat. Kayzabro & A☆ZACKなど、前作以降にリリースされた新たな定番曲がガッツリと収録されている。

DJ PMX「おさらいじゃないですけど、クラシック的な曲も入れたかったんですよ。よくよく考えるとDS(455)にしてもオジロ(ザウルス)にしても、まだまだ収録していないPVがいっぱいあるんで。前作はクラシックスと呼ばれる曲を中心に選んだベスト盤的な内容にだったけど、今回はその中に入れられなかったクラシックスをまずピックアップして、それに最新の楽曲を加えて、って感じですかね。PVになってる曲って少ないじゃないですか。通常のミックスCDの方だと気にしないで選曲が出来るんですけど、DVDミックスだとPVになっている曲から選ばないといけないっていうのが逆に大変でしたね。ある意味絞られてしまってる分、楽なのかもしれないですけど(笑)。ただ、その中から選んでミックスしていくってことを考えると大変でしたよ」

 また北は北海道のHOKT“Good Fellow”から、宇都宮のJOYSTICKK“1981 answer2”、三重のDAZZLE 4 LIFE“One Way”、豊橋のTWO-J“Take Care Of You”、名古屋のMr. OZ“neXXX episode”やEL LATINO & Ms. OOJA “Hope Full”ら、そして九州は福岡のZANG HAOZI“Lost’in Bad Game”などなど、全国各地のアーティストが放ったビッグ・チューンをバッチリ網羅しているのも本シリーズの特徴だ。

DJ PMX「こういう音楽(ジャパニーズ・ウェッサイ)って全国各地のアーティストが大きくなることによってシーンがデカくなるので、そこら辺はちゃんと押さえていきたいですね。この辺をキチンと網羅して紹介していくことが自分の役目だとも思ってますし。地方のシーンも行くたびに状況が変わって、盛り上がる地域も時代とともに移り変わってきてる気がしますね。今は特に九州が熱くて、イベントはかなり盛り上がりますよ。ZANG HAOZIやROWSHIみたいにアーティストも出てきてますしね」

 そんな感じで今作もPMXのバツグンな選曲による充実のラインナップとなっており、ここ最近のジャパニーズ・ウェッサイの美味しいところを押さえることが出来るのだが、常日頃からクラブDJとしても活躍しているPMXだけに邦楽だけでなく洋楽の新譜チェックにも抜かりはないようだ。

DJ PMX「最近の流行りモノも聴いてますし、ニュー・ウェストとかも聴いてますよ。マン(Mann)はニュー・ウェストになるんですかね?あのお約束な感じを聴くと安心しますよね(笑)。グラッシーズ・マローンだったり、ちょっとアンダーグラウンドな感じですけどジェイ・ロックとか。もうすぐディスコ(Disko)の新しいアルバムも出るって聴きましたし、ミックスCDなんですけどJ・スティーズ・プレゼンツのヤング・ブラウンも相変わらずのウェッサイで良かったですね。あとはBG・ノックアウトも出してましたよね、相変わらずな感じで(笑)。ここら辺の中だとジェイ・ロックの新作(『Follow Me Home』)が新しい感じで気に入ってます」

 さて、PMXと言えば本DVDミックスのリリースの前に、前述済み20人のラッパーを新たにフィーチャーした“4 My City II”も大きな話題となっているが、来たる待望のオリジナル・セカンド・ソロ・アルバム『The Original 002』へ向けても既に動き出しているようだ。

DJ PMX「そうですね、“4 MyCity II”はニュー・アルバムへ向けてのプロローグ的な感じです。まだ制作には入ってないですけど、色々と新しいことをやっていこうとは思ってます。基本的に大枠でやることは変わらないと思いますし、自分の音楽がいきなり四つ打ちになることはないですけど(笑)。自分がこれまでやってきたウェッサイっていうベースやスタイルは変わらないと思います。ただ、これまでとは変わったメンツが参加したり、見え方が変わることで新しい感じは出せるかな、と思ってますよ」

  

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掲載: 2011年10月18日 11:41