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売れてます!ジンマン~マーラー:交響曲全集(15SACD Hybrid+DVD)

ジンマン

深みをたたえた透明な音色でマーラーのオーケストレーションの妙を精緻に描き出すジンマン&チューリヒ・トーンハレの新境地。21世紀のスタンダードとなるマーラー像が、ここの刻まれている!
2010年マーラー生誕150年に完成した「ジンマン:マーラー交響曲全集」の、待望のBOX化での発売です。「驚くべき《精確さ》と《内的欲求》の合一。未聴の音世界が展開」(レコード芸術)、「曲そのものを味わうのにふさわしい名盤」(音楽現代)、「ジンマンのスコアへの透徹した視線を余すところなく再現」(ぶらあぼ)など、演奏・録音両面で高い評価を得た演奏です。また、2011年2月現在、同じオーケストラで1番から10番まで収録した、DSDレコーディングによるハイブリッドSACD仕様による唯一の全集となります。

■巨大なマーラーのオーケストレーションの醍醐味を精緻に再現
「私にとってのマーラーは、分厚い壁のような感情の音楽ではなく、もっとバランスのとれた、また形式感もはっきりと聴き手に伝わるような音楽」と考え、「バーンスタイン等の解釈は主観的で、私のマーラー観とは異なるもの」と言い切るジンマンのマーラー解釈は、オーケストレーションの妙味を精緻に再現し、マーラーが極限まで拡大させた古典形式の作品構造を聴く者にはっきりと認識させるという点において、これまでのさまざまなマーラー演奏とは異なる次元に立つ、まさに21世紀のマーラー像といえるでしょう。第2ヴァイオリンに独自の役割を与えることの多かったマーラーのオーケストレーションを考慮して、ヴァイオリンを左右に振り分けるほか(左から第1ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、第2ヴァイオリン、コントラバスという配置)、金管セクション、木管セクション、打楽器セクションの各パートも克明に聴きとれるバランスの良さと音響的な見通しの良さはこのコンビならではといえ、優秀な録音技術がそうしたサウンド面の長所にいっそうの魅力を加えています。
■空間性を生かした見事な録音
録音面でも、ベートーヴェンの交響曲全集以来(より正確にはその直前の英デッカへのオネゲル・アルバム以来)、一貫して録音を担当するクリス・ヘイゼル=サイモン・イーデンの名コンビが音響効果抜群のトーンハレに鳴り響く名門オーケストラのサウンドを見事に再現。このジンマンのマーラー・チクルスの録音は、専門家の録音評だけでなく多くのユーザーからも「今までとは次元の違った高い録音」と高い評価を得ています。「ホール、オーケストラ、スタッフ、レコード会社とすべてに理想的な状況の中で、長年温めつづけた私のファンタジーが飛翔するのです」と自身を持ってジンマンが語る通り、演奏そして録音が一体となったものです。よくある録音のようには指揮台で聴く音響を聴かせるのではなく、まさにトーンハレの特等席で聴いているのと同じ感覚を味あわせてくれます。
■カーペンター補筆完成版の第10番
1946年に補筆が開始され、1966年に一旦完成したクリントン・カーペンターによる補筆版は、戦前のクシェネックによる補筆を除くと、最も早く着手された版として知られ、ジンマンは「クック版とマゼッティ版との中間くらいで、自分にとってはちょうどよい」と言明しています。第10番の5楽章完成版としてはクック版が最も録音が多く、その意味でもこのカーペンター版という珍しい版を取り上げたジンマン盤は珍重すべき価値を備えています。
■DVD:マーラー:交響曲第6番の本質への証言
マーラー交響曲第6番の演奏と録音背景を探った75分のTV放送用ドキュメンタリーを収録。ジンマン&トーンハレによるこの交響曲の演奏・録音風景、ジンマンやオーケストラ・メンバーへのインタビューを交えながら、このマーラーの中でも異形のキャラクターを持つ作品の本質に迫ります。

『ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管/マーラー:交響曲全集』
【曲目】
CD1
交響曲 第1番 ニ長調「巨人」(「花の章」付)
 演奏時間;15:32/7:40/10:55/20:55/6:41(花の章)
 録音:2006年2月 チューリヒ・トーンハレ(DSDレコーディング:セッション)

CD2&3
交響曲 第2番 ハ短調「復活」
 ユリアーネ・バンゼ(Sp)、アンナ・ラーション(A)
 スイス室内合唱団(合唱指揮:フリッツ・ネーフ)
 演奏時間;22:04/10:32/10:10/5:20/33:40
 録音:2006年2月 チューリヒ・トーンハレ(DSDレコーディング:セッション)

CD4&5
交響曲 第3番 ニ短調
 ビルギット・レンメルト(A)
 スイス室内合唱団(合唱指揮:フリッツ・ネーフ)
 スイス児童合唱団(合唱指揮:アルフォンス・フォン・アールブルク)
 ダヴィッド・ブリュシェ(トロンボーン・ソロ)、ハインツ・ザウアー(ポストホルン・ソロ)
 プリモス・ノヴシャク(ヴァイオリン・ソロ)
 演奏時間;34:49/10:17/17:46/9:17/4:24/22:56
 録音:2006年2-3月 チューリヒ・トーンハレ(DSDレコーディング:セッション)

CD6
交響曲 第4番 ト長調
 リューバ・オルゴナソヴァ(Sp)、プリモス・ノヴシャク(ヴァイオリン・ソロ)
 演奏時間;16:57/9:13/21:38/9:33
 録音:2006年11月 チューリヒ・トーンハレ(DSDレコーディング:セッション)

CD7
交響曲 第5番 嬰ハ短調
 演奏時間;13:22/15:25/18:44/10:45/15:22
 録音:2007年4月 チューリヒ・トーンハレ(DSDレコーディング:セッション)

CD8&9
交響曲 第6番 イ短調「悲劇的」
 演奏時間;23:50/14:04/13:56/29:49
 録音:2007年5月 チューリヒ・トーンハレ(DSDレコーディング:セッション)

CD10
交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」
 演奏時間;22:01/15:50/10:12/12:22/18:07
 録音:2008年9月 チューリヒ・トーンハレ(DSDレコーディング:セッション)

CD11&12
交響曲 第8番 変ホ長調「千人の交響曲」
 メラニー・ディーナー(Sp:罪深き女)、ユリアーネ・バンゼ(Sp:懺悔する女)
 リサ・ラーション(Sp:栄光の聖母)、イヴォンヌ・ナエフ(A:サマリアの女)
 ビルギット・レンメルト(A:エジプトのマリア)
アンソニー・ディーン・グリフィー(T:マリア崇拝の博士)
 シュテファン・パウエル(Br:法悦の教父)、アスカー・アブドラザコフ(Bs:瞑想する教父)
 チューリヒ児童合唱団、カルトブルン児童合唱団、スイス室内合唱団、WDR合唱団
 演奏時間;Total 82:05
 録音:2009年2月-3月 チューリヒ・トーンハレ(DSDレコーディング:セッション)

CD13&14
交響曲 第9番 ニ長調
 演奏時間;30:53/15:50/13:37/28:46
 録音:2009年9-10月 チューリヒ・トーンハレ(DSDレコーディング:セッション)

CD15
交響曲 第10番 嬰ヘ長調(クリントン・A・カーペンター補筆完成版)
 演奏時間;25:37/13:24/4:03/13:42/21:47
 録音:2009年2月 チューリヒ・トーンハレ(DSDレコーディング:セッション)

以上 CD1~15 ハイブリッドSACD仕様
 CD STEREO/SACD STEREO/SACD SURROUND(4.0ch)
デイヴィッド・ジンマン(指揮)、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
(収録内容続き)

DVD GOING AGAINST FATE
「ジンマン&チューリヒ・トーンハレ、マーラー:交響曲第6番の本質への証言」
1. The Concert Starts
2. About the 6th Symphony
3. Rehearsals 1st Movement
4. Alma-Theme
5. About Conducting
6. About the Tonhalle-Orchestra
7. About Gustav Mahler
8. Andante Moderato
9. Scherzo
10. Finale, Part 1
11. Hammer Blow
12. CD-Recordings
13. Finale, Part 2
[出演]
デイヴィッド・ジンマン(指揮)、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
JULIA BECKER(vn:コンサートマスター),MARC LUISONI(vn),SIMON STYLES(tub),
FLORENZ JENNY(fg),THOMAS GROSSENBACHER(vc),CATHRIN KUDELKA(vn),ANITA LEUZINGER(vc),
ANDREAS BERGER(percussion),BENJAMIN FORSTER(timpani),etc
[収録]
2007年5-6月
[仕様]
NTSC/カラー/16:9/リージョン:ALL/DTS 5.1/Dolby Digital 5.1/PCM Stereo/収録時間:75:29
言語:英語・ドイツ語/字幕:英語・ドイツ語

【関連タイトル】

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2011年05月03日 16:44

更新: 2011年05月13日 16:54