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16年振り!無冠の帝王グラディ、奇跡のニュー・アルバム

グラディ

レゲエの過去と現在を繋ぐ生き証人、グラッドストーン・アンダーソンの新作は、10曲のヴォーカル盤と10曲のピアノ盤という2枚組に集約して創り上げた、レゲエならではの感動作品!

2006年、映画『Ruffn'Tuff』の出演を終えたグラディはニュー・アルバムを作りたいという意欲が湧き上がった。それは彼自身が辿って来た60年代のジャマイカ音楽の土台の部分にスポットを当てた映画でインタヴューされ当時の仲間と再会したことが大きい。60年代の音楽の素晴らしさに加え、今も愛して止まない70年代末~80年代初頭のチャンネル・ワン時代のルーツ・レゲエの神髄を、現在の優れたレコーディング・スタジオで記録することがコンセプトとなった。こうして始まったレコーディングだが、予算やスタジオ(タフゴング・スタジオ)とミュージシャンのスケジュールなどの調整もあり、マイペースの制作を経て完成した時には5年が経過していた。出来上がったのは2010年の春。

最初はヴォーカル・アルバムを作りたいグラディと、インスト・アルバムを作りたいというプロデューサーの石井"EC"志津男 (OVERHEAT MUSIC, INC.)との間で2つの意見があったが、出来上がった曲を2人でチェックした結果、ピアノ曲10曲+ヴォーカル曲10曲を2枚組で出すという結論に落ち着いた。それは結果的にレゲエならではの究極のコンセプトになっていたからだ。つまり10曲のリディムそれぞれに歌唱曲とピアノ曲があるレゲエ特有のトラックの使い廻し。当然1枚のアルバムに収容できるわけはなく必然的に2枚組、しかも1枚はヴォーカル、あと1枚にはピアノ曲という贅沢さとなった。こうして歌もピアノもイケるグラディにしかできないアルバムが完成した。(OVERHEAT MUSIC)

この作品以上のものがあるだろうか?これはファッショナブルに光り輝いていても明日になれば忘れ去られてしまうたぐいの音楽ではけっしてない。現代的なマルチトラック・レコーディングのスタジオで生み出された、レゲエの過去と現在の暖かさを映し出し心に響く、懐かしい音楽だ。必要のないエフェクトや仕掛けなどない。愛と献身で生み出されたクリーンでスウィートな、まっとうな楽曲、そしてメロディーだ。 - Simon" Maverick" Buckland(ライナーノーツより)

类别:新品发布

掲載: 2010年09月06日 12:00

更新: 2010年09月06日 14:10