【FOREVER YOUNG】ルー・リード

1943年3月2日、アメリカ・ニューヨーク州ブルックリン生まれ。本名ルイス・アラン・リード。10代の時にシェイズというバンドで音楽活動を開始し、65年にジョン・ケイルらとともにヴェルヴェット・アンダーグラウンドを結成。芸術家アンディ・ウォーホルに認められ、67年にデビュー。4枚のアルバムを残した後、70年にバンドを脱退。72年にアルバム『ロックの幻想』でソロ・デビューした。同年末にデヴィッド・ボウイらのプロデュースによる2ndアルバム『トランスフォーマー』をリリースし、シングル「ワイルド・サイドを歩け」が大ヒット。キャリア初の商業的成功を収めた。気だるく、頽廃的な雰囲気の歌声と、文学的な歌詞で高い評価を集め、『ブルー・マスク』『ニューヨーク』など多くの名盤を残している。また、役者として出演したヴィム・ヴェンダース監督の映画『時の翼にのって』を筆頭に、さまざまな映像作品でも独特の個性を発揮。現在もアメリカを代表するロック・ミュージシャン、詩人として精力的に活動している。
掲載: 2010年02月01日 16:13
更新: 2011年04月20日 12:48