【FOREVER YOUNG】ドナルド・フェイゲン

1948年生まれ、米国ニュージャージー州出身。学生時代からの友人であるウォルター・ベッカーとともにジェイ＆ジ・アメリカンズのツアー・メンバーなどの仕事を経て、72年にロサンゼルスでスティーリー・ダンを結成。翌年からリード・ヴォーカルを担当するようになり、バンドの中心人物となった。やがて、ウォルター・ベッカーとともに緻密なスタジオ作業に没頭するようになり、他のメンバーが離脱。2人組のユニットという形態で77年に『彩（エイジャ）』、80年に『ガウチョ』などの名作を発表。81年の解散後、82年にアルバム『ナイトフライ』でソロ・デビュー。スティーリー・ダンの延長線ともいえる洗練されたスタジオ・サウンドで高い評価を受けるが、その後、活動は沈静化。93年に11年ぶりとなる2ndアルバム『KAMAKIRIAD』を発表。2006年には13年ぶりとなるソロ・アルバム『モーフ・ザ・キャット』をリリースし、大きな話題を集めている。