【FOREVER YOUNG】シカゴ

1967年にロバート・ラムらによって結成されたビッグ・シングを前身とし、翌年シカゴ・トランジット・オーソリティに改名。69年に『シカゴの軌跡』でデビューし、同年にシカゴと再改名した。70年「長い夜」が大ヒットを記録し、ブラス・ロックの代表格として人気を確立。その後も「サタデイ・イン・ザ・パーク」などの大ヒット曲を次々に発表し、アメリカを代表するロック・バンドとなった。78年バンドの要であったテリー・キャス（vo＆g）が拳銃の暴発事故で他界し、低迷を余儀なくされるが、82年にシングル「素直になれなくて」が全米No.1ヒットに輝き頂点に返り咲いた。85年には“ヴォイス・オブ・シカゴ”と呼ばれたピーター・セテラ（vo＆b）が脱退するが、新メンバーにビル・チャンプリン（vo＆g）などの実力派を迎え、さらにバンドの間口を広げることに成功。その後も幾多のメンバー・チェンジやサウンドの変化を経て、現役で活動を続けている。