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特集

『オーケストラがやって来た』稀代の天才音楽家、山本直純が甦る

カテゴリ : Exotic Grammar 

掲載: 2014年03月13日 10:00

ソース: intoxicate vol.108(2014年2月20日発行号)

text : 池田卓夫(音楽ジャーナリスト)



昨年12月11日。東京・錦糸町のすみだトリフォニー大ホールで「『オーケストラがやって来た』が帰って来た!」という風変わりな題名の演奏会が開かれた。翌朝フェイスブックに書き込んだ私の感想文が、当日の雰囲気を伝える。

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泣けた!すみだトリフォニーホールのオルガン前にかかった巨大スクリーンに山本直純(1932〜2002)が現れ、ガラガラ声で語り、指揮する姿を見ただけで、懐かしさがこみ上げてきた。NTTの前身、日本電信電話公社の1社提供でテレビマンユニオンの萩元晴彦がプロデュース、TBS系で1972〜83年に544回放映された伝説の音楽番組『オーケストラがやって来た』。そのDVDボックス発売に先立ち、テレビマンユニオンが主催したコンサートは「『オーケストラがやって来た』が帰って来た!」という題。座付きの新日本フィルハーモニー交響楽団に歴代司会者の1人であるマリ・クリスティーヌ、直純さんに次いで出演の多かった指揮者の井上道義ら懐かしい顔ぶれが集まった。ベートーヴェンの「エグモント序曲」を振るはずだった小澤征爾は風邪でキャンセルしたが、小澤と井上の母校である成城学園の子どもたちは、素晴らしい合唱で花を添えた。傑出した指揮、作曲の才能を持ちながら、クラシック音楽大衆化の理想に燃え憤死した直純さんの壮絶な生涯を、私たちは涙なしに語ることができない。ドイツ音楽の演奏解釈において、小澤が最も尊敬し怖れたのは直純だった。私たち昭和のクラシック少年たちは「オケ来た」に育てられたようなものなので、直純さんのことを決して忘れない。DVDボックス、絶対に買います!



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