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特集

JAPAN POP/ROCK――(2)

カテゴリ : スペシャル 

掲載: 2012年02月01日 18:00

更新: 2012年02月01日 18:00

ソース: bounce 340号(2012年1月25日発行号)

ディスクガイド/岡村詩野、加藤直子、土田真弓



yanokami 『遠くは近い』 YAMAHA

2011年も数々の訃報が届いたけれど、なかでもrei harakamiの突然の死には、多くのリスナーや仲間のアーティストが悲しみに包まれた。そして逝去後に完成した矢野顕子とのユニット作は、彼の遺作というより〈新作〉と呼ぶに相応しく、ポップに進化した新しいyanokamiがある。*岡村

 

在日ファンク 『爆弾こわい』 Pヴァイン

俳優業に挑戦したりと活躍の場を広げたハマケンが自身のファンク・バンドの最新作で見せたのは、これまでのおもしろおかしいJBマナーに、ちょっとウェットでエロい歌詞世界だった。フェスやイヴェントでよりアグレッシヴなライヴを見せるようになったのも大きな成長と言えよう。*岡村

 

SCOOBIE DO 『MIRACLES』 CHAMP

THE BAWDIESやOKAMOTO'Sらの台頭を受け、〈先輩〉の意地を見せるような活躍ぶりの彼らだが、そのグルーヴィーなアンサンブルは本作でも流石の迫力。アナログ盤でのリリースも実現させ、中村宗一郎が新たにマスタリングを施したというこだわりの見せようもまた流石だった。*岡村

 

パスピエ 『わたし開花したわ』 COCONOE

サブカル好きの心をくすぐるヴィジュアルでデビューした新人バンドは、匿名性が全面に出た佇まいとは裏腹に、超弩級にヴィヴィッドなサウンドを提示。70〜80年代の日本のニューウェイヴや90年代の渋谷系も呑み込んだテクノ・ポップ(ス)を、〈いま〉のものとして響かせた。*土田

 

SPECIAL OTHERS 『SPECIAL OTHERS』 スピードスター

コラボ・イヤーということで徹底した2011年。キヨサクやkjとのシングルを経た本作では、何とも〈らしい〉面々との手合わせが実現した。テナー& ACIDMANのシンガーとの三つ巴あり、ウポポ4人娘・MAREWREWとの思わず膝を打つ良曲ありと、興味深さは随一。*加藤

 

bonobos 『ULTRA』 ORANGE LINE TRAXXX

もう〈ポスト・フィッシュマンズ〉とは言わせない!という心意気が伝わってくる決定打。メンバーのソロ活動を経て届いた本作は、オーケストラルなアレンジが楽しめるチェンバー・ポップな一枚に。オーウェン・パレットやニコ・ミューリーら海外のシーンとのシンクロも感じさせた。*岡村

 

SISTER JET 『LONELY PLANET BOY』 felicity

〈ラヴソングしか歌わない〉と公言していたソングライター・ワタルSが自己に目を向け、直接的な言葉を発しはじめた頃からサウンドもよりシンプルな方向へと移行してきた彼ら。SISTER JET流の『Help!』とも言える本作の後は、ギターウルフのセイジと共演したEPも。*土田

 

モーモールルギャバン 『BeVeci Calopueno』 Getting Better

破れかぶれのようなパフォーマンスを見せるのに、不思議な人懐っこさと親しみやすさがある。京都在住のそんな3人が地下に留まらない認知を得て、フェスでも人気を集めた2011年。ただ奇天烈なだけではない、高い演奏力に改めて驚かされた人も多いのでは? *岡村

 

BO NINGEN 『BO NINGEN』 Stolen/Knew Noise

逆輸入的に噂となっていたロンドン在住の日本人4人組がついに本邦デビュー。拠点は海外にもかかわらず日本人形みたいな髪型や童謡を思わせるメロディー、さらに歌詞も日本語という和なムードもユニークで、ホラーズやダモ鈴木との絡みも含めて目を惹いた。*加藤

 

Plastic Tree 『アンモナイト』 徳間ジャパン

有村竜太朗の難病克服を経て完成した11作目。自身のキャリアを再確認したからこそ振り切ったマイブラ直系のシューゲイズな幕開けが話題となりつつも、全体が纏っているのは彼ららしい夜のムード。7か月に及ぶ長期ツアーも敢行し、メジャー・デビュー15周年への弾みをつけた。*土田

 

MONOBRIGHT 『ACME』 DefSTAR

2010年にブチ上げられた1年超のライヴ&作品リリース計画は、途中でヒダカトオルが正式加入するという珍事を経て2011年に突入。そしてトンデモ計画の最後を飾った本作は、ヒダカならではのエキスが注入されてさらに突き抜けつつもブレないポップ性を改めて示す快作となった。*加藤

 

andymori 『革命』 Youth

堅実に良い作品を送り出し、リスナーを増やしている彼ら。ドラマー交替後初となったこのアルバムは、自身のルーツ音楽も素直に匂わせたシンプルな作りの音で、秀でたメロディー・センスが際立つ内容に。10代の頃に聴いたら一発で心酔しちゃってるな!という明快な力強さが潔い一枚だった。*加藤

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