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特集

チャカ・カーンを知るための16枚

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2005年02月17日 16:00

更新: 2005年02月17日 18:14

ソース: 『bounce』 261号(2004/12/25)

文/出嶌 孝次、林 剛

DISCOGRAPHIC CHAKA KHAN

RUFUS 『Rufus』 ABC(1973)

  チャカとロン・ストッカートの双頭ヴォーカルを擁したルーファスのデビュー・アルバム。アラン・トゥーサンらをカヴァーし、スティーヴン・スティルス曲のメドレーで結ぶあたりにその雑食性が表れている。アメリカン・ロック的な文脈で評されるべき埃っぽい一枚。(出嶌)

RUFUS FEATURING CHAKA KHAN 『Rags To Rufus』 ABC(1974)

  デビュー作同様のメンバーで制作された2作目。“You Got The Love”や、スティーヴィー・ワンダーが書き下ろした“Tell Me Something Good”を含み、ファンクな度合いを強めてグループの方向性を提示した。その一方で、ゴスペルやカントリー的なアプローチもある。(林)

RUFUS FEATURING CHAKA KHAN 『Rufusized』 ABC(1974)

  結成メンバーの3人が脱退し、ボビー・ワトソンとトニー・メイデンを加えた5人組での初アルバム。ファンク二頭筋を増強したバッキングを得て、チャカのヴォーカルもリミッターを外したような絶唱へとシフト。ボビー・ウォマックのカヴァー“Stop On By”もシブい。(出嶌)

RUFUS FEATURING CHAKA KHAN 『Rufus Featuring Chaka Khan』 ABC(1975)

  制作からボブ・モナコが外れ、タワー・オブ・パワーのホーンを加えるなどして、さらに黒いリズムを追求したルーファスの4作目。“Fool's Paradise”のようなアッパー曲はもちろん、“Sweet Thing”などのメロウ傑作もあり、チャカの歌に一段と重心が置かれている。(林)

RUFUS FEATURING CHAKA KHAN 『Ask Rufus』 ABC(1977)

  前身バンドの名をタイトルに冠した5作目で、多くの名カヴァーを生んだ“Hollywood”“Everlasting Love”はここに収録。メンバーは前作と同じだが、演奏はよりジャジーでメロウな側面を強調し、チャカの歌を際立たせるものに。魅惑的な“Magic In Your Eyes”が絶品。(出嶌)

RUFUS FEATURING CHAKA KHAN 『Street Player』 ABC(1978)

  前作に楽曲提供していたデヴィッド・ウォリンスキーらが正式メンバーとなり、バンドとしての原点に戻ったかのようなルーファスの6作目。チャカも以前のようなシャウトは控えめで、“Stay”など落ち着いたサウンドをバックに、ゆったりと丁寧に歌い上げる。(林)

CHAKA KHAN 『Chaka』 Warner Bros.(1979)

  ルーファスの活動と並行して、アリフ・マーディンの助力を仰いでソロ活動に乗り出したチャカのデビュー作。アシュフォード&シンプソン作の名曲“I'm Every Woman”からスティーヴィー・ワンダー曲のカヴァーまで、より開放的になったチャカの歌に圧倒されまくる。(林)

RUFUS & CHAKA 『Masterjam』 MCA(1979)

  チャカとルーファス各々の単独アルバムに続く合体作。クインシー・ジョーンズ軍団による、同時期のマイケル・ジャクソン『Off The Wall』にも通じるアレンジが完璧で、特にリズムのキレは過去作と段違いだ。グループらしさという点を考えなければ、これが最高傑作。(出嶌)

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