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カテゴリ : Classical 

掲載: 2016年10月01日 12:00

ジャンス(s) 『カントルーブ:オーヴェルニュの歌』

イギリスやロシアの民謡にくらべ、我々日本人にはあまりピンとこないフランス民謡。でもフランス中南部の山地、オーヴェルニュ地方にはこんなにも素敵な宝物がたくさん眠っているのです。オーヴェルニュ出身の作曲家カントルーブは地元の民謡を熱心に採集し、フルートやピアノなどさまざまな楽器が美しく絡む、カラフルで味わい深いオーケストラをまとわせました。第1集はカサドシュ、第2集はセルジュ・ボドの指揮で同じくオーヴェルニュ出身のソプラノ、ヴェロニク・ジャンスが生命力溢れるいきいきとした歌唱を聞かせます。美しい高山風景が思い浮かぶような1枚。(第2集は仏ディアパゾン誌で金賞受賞



 

クルレンツィス(指揮) 『モーツァルト:レクイエム ニ短調(ジュスマイヤー補筆版)』

ギリシャの鬼才指揮者クルレンツィスと手兵ムジカ・エテルナによるあまりにも鮮烈なレクイエム。まずは下記の試聴動画でこの並々ならぬ迫力、緊張感をご体験ください。合唱10-9-7-7、弦楽器6-4-4-4-2による一糸乱れぬアンサンブル、管楽器も含め全て古楽器、さらにオルガンなしの演奏ですが、物足りなさなど全くありません。ジュスマイヤー補筆版を使用していますが、「ラクリモーサ」の後、鈴の音と共にモーツァルト自身による「アーメン・フーガ」の草稿が補筆なしで登場するなど変わった演出も。歌手陣も素晴らしく、特にジモーネ・ケルメスのまっすぐな歌唱が胸に響きます。(レコード芸術特選盤

 



『サリエリ:レクイエム』

映画「アマデウス」で一躍有名になった作曲家サリエリ。存命当時からモーツァルト毒殺説などが出回り、モーツァルトのライヴァルと言えばこの人、というイメージが付きまとっていますが、それら多くのエピソードがフィクションであるというのはもはや常識。彼は宮廷での地位も高く、モーツァルトとは立場のまったく異なる人物でした。作曲の師としても優秀で、このアルバムに登場するベートーヴェンとシューベルトは、どちらもサリエリに学んでいます。(その他サリエリに師事した人物として、チェルニーやリスト、モーツァルトの息子などがいます。)

そんな彼のレクイエムは、まさに巨匠の風格を感じさせるもので、声楽曲としての美しさに満ちています。胸を締め付けられるようなキリエの一節、続唱内の喜ばしいフーガなど、印象的な場面にも事欠きません。



 

『ケルビーニ:レクイエム ハ短調』

ルイ16世の死を悼み書かれたケルビーニのハ短調レクイエムは、職人的な熟練の技による玄人向けの作品。ベートーヴェンやシューマン、ブラームスをはじめ、当時の大作曲家たちはみなケルビーニの声楽曲を大変高く評価していました。このレクイエムに派手さはありませんが、恐怖の表現としての銅鑼の使用や、オッフェルトリウムでの静謐な楽想など、部分的には近代性すら感じさせます。かのハンス・フォン・ビューローは「モーツァルトのレクイエムよりも優れている」と評したとか。ベルニウス盤はこの作品の新たな定番といえるでしょう。(仏ディアパゾン誌で5点満点の評価)



 

『フォーグラー:レクイエム』

フォーグラーはモーツァルトより早くに生まれ、後に亡くなった作曲家ですが、モーツァルトとは全く異なる作風で、音楽理論家でもあり、さらには聖職者でもあったという、古典派の中では異彩を放っている人物です。彼の作品は和声的、あるいは楽器法的に古典派音楽を超越しているような部分があり、その特徴はこのレクイエムにもはっきりと表れています。たとえば「トゥーバミルム」での信号のようなエコー効果をもつトランペットは、明らかにベルリオーズを先取りしています。このような作品が、J.ハイドンの葬儀のために書かれたというのも驚きです。演奏はラインハルト・ゲーベルの弟子たちによる斬新な器楽アンサンブル、ミュンヘン・ノイエ・ホーフカペレ。当作品の決定盤です。



 

『ライヒャ(レイハ):レクイエム』

パリ音楽院の教授を務め、ウィーン古典派の作曲様式をフランスに広めた超重要人物ライヒャ。リストやベルリオーズ、グノー、フランクらが彼の教えを受けています。ナポレオンのライプツィヒ占領に対する抵抗として書かれたライヒャのレクイエムは非常にドラマティックで、インパクトも大。作曲技法的にもまさに理論家の面目躍如といった感じで、いたるところで素晴らしいフーガを楽しめます。感銘深いページも多く、演奏機会さえ増えれば人気が出ることは間違いないでしょう。

 



デヴォー(指揮) 『ゴセック:レクイエム』

ベルギー出身の作曲家ゴセックは、バロック~ロマン派までを生きた「フランス交響曲の父」。彼の大編成への好みや空間まで意識した作曲法はベルリオーズを先取りするものです。ゴセックのレクイエムは長大な続唱(セクエンツィア、「怒りの日」を含み最後の審判を表現)を持ち、金管別働隊を必要とするなど、作曲年代からすると信じられないほど先進的で、ベルリオーズのレクイエムにも明らかに影響を与えています。ドラマティックなレクイエムのはしり、「ロマン派レクイエムの父」と言ってもいいかもしれません。少し意外ですが、モーツァルトもこの作品を賞賛したんだとか。デヴォー盤ではいくつかの改訂版のうち、1780年のものを使用しています。



 

ファソリス(指揮) 『ゴセック:歌劇「共和政の勝利」』

革命期のパリで活躍したゴセックらしい、フランス革命を賛美した歌劇。タイトルから期待される通りのエネルギーに満ちた輝かしい作品で、ゴセックの巧みな管弦楽法が光ります。数多くの親しみやすい歌、メロディのほか、第6場で挿入される舞曲も魅力的で、イギリスからスイス、さらにはアフリカにいたるまで、さまざまな国の音楽の見本市のようになっています。フランスらしい管楽器の使い方にも注目してください。



 

ドゥヴィエル『モーツァルト:ウェーバー姉妹のための作品集』

2013年のデビュー盤『ラモー:壮大なる愛の劇場』でいきなりフランスのトップ・ソプラノとなったサビーヌ・ドゥヴィエル。2ndアルバムは、モーツァルトと恋愛関係にあったことで知られる「ウェーバー姉妹」にちなんだプログラム。楽しく快活な《レ・プティ・リアン》の序曲に続いてドヴィエイルが伴奏なしで歌い始める《ママ、きいてちょうだい》の、確かな技巧に裏打ちされつつもそれを感じさせない自然な歌い口に、聴き手はすっかり魅了されてしまうはず。声全体は透明感に満ち、高音はヒステリックにならず余裕たっぷり。ナタリー・デセイの後継者とも、またバロック・オペラの新星とも目されているだけあって、彼女の歌には文句の付けどころがありません。(仏ディアパゾン誌で5点満点の評価)




 

『シューベルト: 歌曲と四重唱曲集』

シューベルトが親しい友人たちと開いた私的な演奏会「シューベルティアーデ」。そのようなサロンで歌われていたシューベルトの歌曲と、重唱曲(2~4人で歌うもの)を集めたアルバムです。アルバムの副題は「Licht und Liebe 光と愛」。全体的に明るい曲が並んでいて、《人生の喜び(交際上手)》や《婚礼の焼肉》なんて楽しげな曲も。名歌手らによる極上のアンサンブルで、ジャケットに用いられた絵画のようなくつろいだ雰囲気と、シューベルトの歌曲のもつフレンドリーな一面をお楽しみください。(仏ディアパゾン誌で金賞受賞

 



『クララ・シューマン:歌曲全集』

出だしから心を揺さぶられること間違いなしの、作品・演奏・録音と3拍子そろったクララの歌曲全集。企画性も高く、異稿2曲を含む完全な全集で、さらにはクララがピアニストデビューした際に用いたフォルテピアノを使用しているという点が特筆されます。収録はツヴィッカウにあるシューマンハウスの一室で行われました。クラクストンの優しい歌声とそれに寄り添うジェディカーのピアノ……在りし日のシューマン邸の様子がよみがえってくるかのようです。普段歌曲を聴かない方にもオススメ。

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『ベルリオーズ:夏の夜』

奇抜な、風変りな、そんな印象の強いベルリオーズ作品の中で、《夏の夜》の純粋な美しさは際立っています。詩人テオフィル・ゴーティエのロマンティックな詩集「死の喜劇」に基づき、まずはピアノ伴奏の歌曲として書かれ、のちにオーケストラ用に編曲されました。第1曲「ヴィラネル」の春らしく喜ばしい旋律はとりわけ印象的で、この後に続くフランス歌曲の美しい系譜のことを思い出さずにはいられません。(フォーレ、ショーソン、デュパルクらがゴーティエの詩に音楽を付けています。)ここではベルリオーズのオーケストレーションの妙を味わえる管弦楽伴奏版、さらに誰にでも聴きやすい声質という点から、ベルギー第一線の人気ソプラノ、アンヌ=カトリーヌ・ジレが歌ったものをお薦めします。

 



ヒコックス(指揮) 『フンメル:ミサ曲 ニ長調、変ロ長調』

ピアノのイメージが強い初期ロマン派の作曲家フンメルですが、ハイドンの推薦でエステルハージ家に仕えていた時期には優れた宗教音楽を多数残しています。5曲あるミサ曲はどれも壮麗で聴きごたえのある力作ぞろい。宗教曲音楽をあまり聴かない方にもぜひオススメしたいと思います。ドラマティックな変ロ長調作品はコンパクトながらも非常に充実した内容で、「アーメン」の畳み掛けとひっきりなしに動く弦が圧倒的なグローリア(Track.17)や、印象的な旋律に始まり劇的に盛り上がるクレド(Track.18)などがインパクト大。より規模の大きなニ長調作品ではグローリア(Track.5)での輝かしいフーガや味のあるクレドが素晴らしい!ヒコックスの遺産と呼ぶにふさわしい、最上の演奏で。

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バイロイト祝祭合唱団 『ワーグナー:オペラ合唱作品集』

バイロイト音楽祭の録音から、ワーグナーのオペラ合唱部分ばかりを収録したアルバム。《タンホイザー》《ローエングリン》《マイスタージンガー》《神々の黄昏》《パルジファル》といった作品から有名曲だけを集めています。バイロイト入魂の合唱が、荘厳なワーグナーの世界ヘと聴き手を誘います。



 

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