こんにちは、ゲスト

ショッピングカート
  • Check

セール&キャンペーン

〈インタビュー〉広がる出逢い、NYからの風 - Chimp BeamsとJP3

カテゴリ : キャンペーン 

掲載: 2016年02月03日 14:00

トシゾーはもともとバークリー音楽大学の出身で、ニューヨークにも音楽仲間が多くいたんですよね。2006年かな、『UEDA JOINT』にそうした海外にいる仲間もトシゾーが呼ぶようになって、その時に連絡を貰いました。「サマさんさ、『UEDA JOINT』で日本に来るやつらなんだけど、グラスルーツでもライブ出来ないかな?」って。そうして紹介してもらった一組が「Chimp Beams」でした。

 

そうだったんですね。

Chimp Beamsはブルックリンに住んでる日本人3人組のダブバンドなんですが、実はトシゾーから紹介してもらう前に音を聴いたことがあって、純粋にその音にやられちゃってたんですね。今でも好きな「Menina」という曲が入ってるアルバム(『Menina』)が2006年に出て、当時たしかどこかのお店で…、あ、間違いなくタワーさんだと思いますが(笑)、「NYダブシーンからの1枚」ってPOPを見て試聴しました。すぐに「Menina」が大好きな曲になって、うちの店でもよくかけましたし、お客さんの間でも人気が出ました。blissedの「laydown」の時と同じように、世間ではどうだったかわかんないですけど、店のヒット曲になりました。そんなことがあった時にトシゾーから「『UEDA JOINT』で呼ぶChimp Beamsってバンドのライブもグラスルーツでやらせてほしい」って連絡がきて、びっくりしましたね。ただ、不思議とそうやって繋がっていくことが多いんですよね。

 

そんなChimp Beamsからは「Aquatrium feat.Shing02 (instrumental version)」が収録されています。

今回入れた曲「AQUATRIUM」はChimp Beamsがシンゴ2くん(Shing02)と作った曲のインスト・バージョンです。この曲はプロモーションビデオも思い出深くて、NYで撮影された映像なんですけど、グラスルーツでライブペイントもやってくれたり、もともと付き合いのある「丸倫徳(Michinori Maru)」の絵が写ってたりするんですね。少し話がそれますが、Chimp Beamsと繋がりのあることを知って、シンゴ2くんのライブもいつかうちでやりたいなと漠然と思っていたのですが、それものちのち叶うことになります。

 

Chimp Beamsの良さはどういったところを感じていますか?

そうですね、まず「ダブ」というのが彼らのサウンドのキーワードにあると思いますが、日本人ならではのダブだと思います。「Menina」にしてもこの曲にしても、やっぱりChimp Beamsの世界観は他にない独特のものだと思いますし、派手な音楽ではないかもしれないですが沁み込んでくるような魅力がありますよね。

 

同じようにToshizoさん経由で出逢ったバンドは他にもいますか?

オッス。Chimp Beamsと同じようにトシゾーが紹介してくれたのが「JP3」ですね。ドラマーの「中村亮(Akira Nakamura)」、キーボードの「Big Yuki」、ギターの「Takさん(田中拓也)」の3人組。亮はもともとトシゾーと同じバークリー音楽大学の出身で、その頃はNYにいたのかな。Sam Kininger(※Souliveのサックスプレイヤー)とかとも演奏してるっていう話を聞いて、「日本人でもすごい人がいるんだな」と思ったのを憶えてます。ココロ・アフロビート・オーケストラのドラムもやったりしてましたね。

 

収録曲はコンピレーションの9曲目、「kokH drive」ですね。

今回入れたこの曲「kokH drive」は、JP3を紹介してもらった時の音源に入ってました。当時たぶん彼らが日本ツアーに来るのに音源をCD-Rとかで作って、ライブ会場で手売りしてたんじゃないかな。だから、これも貴重といえば貴重です。レア音源ですね(笑)。

 

音の印象はいかがでしたか?

彼らの音を聴いた時に、なんて言うんですかね、日本人のバンドとは違う洗練されたものを感じました。自分はよく「NYっぽい」って言っちゃうんですけど。Chimp Beamsもそうでしたが、サウンドがすごく洗練されてて、今聴いてみても他にないオリジナリティを感じますね。それからライブ感っていうんですかね。音源なのにまるで目の前でライブをやっているような印象で、衝撃でしたね。ドラムとギターと鍵盤、3人が本当に音で会話しているようで、「どうだ!」っていうかんじや「調和」していくかんじが音から見えてくるようでした。セッション感というか。それぞれがアドリブでソロを回して、キメのフレーズがいくつかあるというのはジャズのライブでもそうかもしれませんが、それがさらにかっこよくなった印象を受けました。日本人で、こんな雰囲気のこんなかっこいい演奏をする人がいるんだなってすごく驚きましたし、ライブを見てみたくなりましたね。

 

コンピレーションの9曲目から10曲目、JP3のダイナミックな「kokH drive」からblissedの美しい「Laydown」へという流れは、このコンピのひとつのハイライトかなと感じました。「動」から「静」というか。

オッス。すごく嬉しいですね。コンピは選曲だけじゃなく曲順にも自分なりにこだわりを込めたので、そう言ってもらえるとすごく嬉しいです。普段店で音楽を流していて、どういう時間にどういう流れで曲をかけたら気持ち良いか、お客さんに「!」と思ってもらえるかとか、それこそ色んな飲食店の先輩に教えてもらってきましたし、自分でも気をつけているところですね。

 

そうなんですね。色んな曲が入っているのに、すごく楽しんで聴けたのはそんな選曲の魅力もあるのかもしれないですね。実際にお会いしたJP3のメンバーはいかがでしたか?

JP3は会ってみるとメンバー3人の人間性も抜群で、すぐ好きになりました。それから、演奏ですね。トシゾーや元晴もそうですが、音源だけじゃなく、やっぱりライブを見てその凄さを感じました。セッションというかアドリブ、演奏力の高さが凄いんですよね。JP3としての活動期間はすごく短かったみたいなんですが、3人のメンバーはそこからそれぞれ、本当に大げさでなく世界を舞台に活躍してて、特にドラムの亮はそのあと日本に住んで、うちでも色んな人たちと色んな編成でライブをやってくれてます。店の周年イベントとかにも出てくれてますね。今はドイツに住んでるのかな。またぜひライブをやってほしいですね。

ページの先頭へ

TOWER RECORDS ONLINEに掲載されているすべてのコンテンツ(記事、画像、音声データ等)はタワーレコード株式会社の承諾なしに無断転載することはできません。
情報の一部はRovi Corporation.、japan music data、(株)音楽出版社より提供されています。
タワーレコード株式会社 東京都公安委員会 古物商許可 第302191605310号

Tower Records Japan Inc.