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特集 なぜ日本人は年末に第九を聴くのでしょうか

カテゴリ : キャンペーン  Classical 

掲載: 2014年12月04日 00:00

更新: 2015年12月04日 00:00

第九特集

1824年にウィーンで初演された「第九」が日本で初めて鳴り響いたのは1918年6月1日、徳島県鳴門市にある板東俘虜(ふりょ)収容所でのことでした。演奏を行ったのは第1次世界大戦で日本軍の捕虜となったドイツ兵たち。その背景には所長の松江豊寿による捕虜に対する人道的な処遇や、捕虜と地元民との心温まる交流がありました。ベートーヴェンが感銘を受けた詩人シラーによる、人間愛や世界平和を歌った『歓喜の歌』の詩に相応しい史実があったのです。
日本で年末の「第九」が定着した由来は諸説ありますが、有力なのは以下の2説です。
(1)1943年12月に上野奏楽堂で行われた学徒壮行音楽会で「第九」が演奏されたことに由来するとする説
学徒出陣で卒業を12月に繰り上げた学生たちの壮行会で「第九」の『歓喜の歌』が演奏されました。戦後、生還した学生たちが再び12月に「第九」を演奏し、帰らぬ仲間たちを追悼したといいます。
(2)戦後の貧しかったオーケストラが年末のボーナス獲得のために「第九」を演奏したことに由来するとする説
人気曲「第九」をやればお客が入る、アマチュア・コーラスならばコストを抑えられるし、チケットもメンバーがさばいてくれる、と良いことずくめ。
おそらくは(1)と(2)の両方の理由と、「第九」が醸し出す崇高にして華麗な雰囲気が師走に日本人が寄せる感情に合致したことで「年末=第九」の図式が定着したものと思われます。

家族で楽しむはじめての第九

12月29日は「家族で第九を聴く日!」
行政機関の休日に関する法律では12月29日から1月3日までを休日と定めています。また、一般企業でもそれに準じていることが多いようです。つまり12月29日は家族でゆっくりと休める日。こんな日に「家族で第九」はいかがですか? 実際に家族で第九を唱和しているハイソな家庭も少なくないようです。家庭円満、無病息災、心願成就、はたまた年末の憂さ晴らしに! 今年は12月29日の一家団欒を「第九」で過ごしてみませんか。


カラヤン指揮ベルリン・フィル(1968年収録DVD)


20世紀の「楽壇の帝王」カラヤンが本拠地、ベルリン・フィルハーモニー・ホールで収録した「第九」です。力強く情熱的でいてスタイリッシュ。画質と音質も良く、国内盤で日本語字幕が付いています。


 

 

 

小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ(2002年収録DVD)

世界的名指揮者、小澤征爾がウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートに出演し大成功を収めた2002年に、長野県松本市で行ったライヴ録音です。全身全霊を傾けた感動的な「第九」です。

  

佐渡裕指揮 兵庫芸術文化センター管弦楽団(2005年収録DVD)

2015年、名門ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任した指揮者、佐渡裕が兵庫芸術文化センター管弦楽団を指揮した「第九」。サンプル映像は、ビッグバンのような第1楽章冒頭部分です。

  


 

CDで音楽だけ聴くならこちらの「第九」がオススメ!


CDに記録された選り抜きの名盤を集めました。1枚聴き終えたら人生変わるかも!

 

フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団(1951年録音CD)


単に「第九」の名盤というだけでなく、すべてのクラシックCD中でも屈指の名盤。第1楽章冒頭から、ただならぬスケールの大きさ、瞑想の深さです。モノラル録音ですが過去最高音質で蘇りました。

 

参考映像:フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルの第9
(1951年のニュース映像より)

 

フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル(1953年録音CD)


もう1枚、フルトヴェングラー指揮の「第九」。ウィーン・フィルの楽員たちがアマチュア・オケのように必死に弾いた圧巻の演奏記録です。冒頭からハイテンション。モノラル録音ですが音質も鮮明。

 

カラヤン指揮ベルリン・フィル(1962年録音CD)


カラヤンが初めてベルリン・フィルとセッション録音した「第九」。アナログ黄金期の優秀なステレオ録音。壮麗壮大な演奏が多くのファンを魅了しました。

 

アバド指揮ベルリン・フィル(2000年録音CD)

大好評のCD付きマガジン「クラシック・プレミアム」の中の1冊。2014年に惜しまれつつ亡くなった巨匠アバドが、全く新しい目で楽譜を見直し、修復されたフレスコ画のような透明感と輝きをもつ「第九」演奏を生み出しました。

 

ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ(2011年録音CD)

ベートーヴェンが譜面に書き込んだオリジナルのテンポ、ベートーヴェン時代の楽器を用いた演奏。「第九」だけでなく、ベートーヴェンの交響曲全9曲が入った5枚組です。日本語解説付。

 

第九をカラオケで歌っちゃおう

「第九」カラオケ&合唱パート別レッスン(CD)


本格的な「第九」の合唱練習用CDです。カラオケを演じるのは尾高忠明指揮、東京フィルハーモニー交響楽団。解説書も充実。

 

決定盤! フィギュアスケート・ベスト2014-2015(CD)


フィギュアスケート使用曲でもある「第九」の合唱部分、約20分を巨匠ジュリーニの演奏で収録しています。解説書に歌詞対訳だけでなく、ドイツ語の発音をカタカナで振ってあるのが斬新! いきなりドイツ語歌唱にチャレンジできます。

 

「第九」ピアノ版/若林顕(ピアノ)(CD)


「第九」全曲を19世紀の大ピアニスト、リストがピアノ用にアレンジしたもの。スケールの大きなテクニシャン、若林顕による輝かしい演奏です。鑑賞用としてももちろん、第4楽章のカラオケとしても利用できます。

第九なんでもトリビア 

「ベルリンの壁」崩壊を祝った「第九」(1989年収録DVD)


「ベルリンの壁」崩壊に突き動かされた名指揮者バーンスタインが、6つのオーケストラと東西ドイツの合唱団を率いて演奏した記念碑的な「第九」です。“Freude(歓喜)”を“Freiheit(自由)”に変更して歌っていることでも知られています。

 

 

CDの収録時間を決めた「第九」(1983年録音CD)


CDの規格が定められたとき、収録時間60分を主張するフィリップスと74分を主張するソニーが対立。そのとき、ソニーの大賀社長はカラヤンが「第九が収録できる時間が望ましい」と語ったことを説明し、フィリップス側を納得させました。このデジタル録音によるカラヤンの「第九」は66分。余裕をもって1枚に収録されました。

 

 

「ヨーロッパ賛歌」となった「第九」(カラヤン編曲)(1972年録音CD)

1972年欧州評議会(Council of Europe)はシンボルとなる歌にベートーヴェン第9《歓喜の歌》のメロディを採択。カラヤンに編曲を依頼しました。これはカラヤン自身が指揮したCDです。

 

キューブリック監督が用いた「第九」~フリッチャイ指揮ベルリン・フィル(1958年録音CD)

1971年公開の映画『時計じかけのオレンジ』で主人公の不良少年アレックスが愛するのはベートーヴェンの「第九」。映画にはマイクロカセットで「第九」を聴くシーンがありますが、そのラベルを読むとフリッチャイ指揮ベルリン・フィルの文字が。情趣豊かな名指揮者フリッチャイの演奏を選ぶとは、さすが!

 

総統の愛した「第九」~フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル(1942年録音CD)

ゲッベルスの命令でヒトラー誕生記念日前夜祭で演奏した際のライヴ。音質は良くありませんが、名曲と名演奏が政治利用された歴史的な記録。レコード芸術誌で「ときには狂気の凄味を見せる」(宇野功芳氏)と評されたものすごい演奏です。参考映像は当日のニュース映画です。

 

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